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海洋都市横浜うみ博2019に行ってきました!!その2【大さん橋ホール】

油回収兼清掃船『べいくりん』の船内見学に行ってきました。
湾内の主要航路など一般海域で浮遊ゴミや油を回収する海の掃除のエキスパートべいくりん!
べいくりんがどのような作業をしているか知っていますか?

名前の由来は
(ベイ)をきれいに(クリーン)したいという願いから✨



【スキッパー】
船体中央部に備えられた、大きな金属製のカゴがスキッパーです。
双胴間にカゴを降ろし、海上の浮遊ゴミをすくい取ります。
海上に漂う浮遊ゴミをふたつの胴体でまたぐように航行し、
デッキ中央に開けられた穴からスキッパーを海面に降ろします。
ゆっくりと進行しながら金網でゴミをすくい、一定量がたまったら
スキッパーを180度回転させて、
デッキに備えられたゴミコンテナに積み込みます。


 

【ゴミコンテナ】
容量が15㎥のコンテナを2個搭載。回収したゴミを陸揚げする際には、
コンテナごと吊り上げ、底板が観音開きになりゴミを投下します。

【多関節クレーン】
巨大な流木や大型粗大ゴミといった、スキッパーではすくえないゴミの
回収作業をおこないます。


【油回収器】
油回収器は、船尾の双胴間中央に搭載されています。
油を回収する際はこの装置を半分水面下に降ろし、シクロネと呼ばれる
渦流式油回収装置に油を引き込みます。シクロネに引き込まれた油水は、
回転しながら海水と油に遠心分離されます。
さらに集まった油はポンプで吸い出され、分離タンクで高濃度の油として
抽出され船体内部に貯蔵されます。

【過流式油回収装置(シクロネ)】
シクロネはその構造のシンプルさと回収効率の高さにより、
国内外の作業船舶で採用され、高い実績をあげています。
高粘度の油や高揮発性の油など多種多様な油に対応できるのもこの方式の特徴です。

【東京湾で回収されたゴミ】
下の写真は東京湾で回収されたゴミの一部です。
流木や粗大ゴミがたくさんありました。
流木はかなり小さく分類され、大きいものはチェーンソーで切って
回収するそうです。
回収された粗大ゴミには冷蔵庫やタイヤ、子供のおもちゃなどがあり、
「こんな物を海に捨てる人がいるんだ…」と悲しくなりました。


【東日本大震災でも大活躍!!】
平成23年4月から約1ヶ月間、宮城県の仙台塩釜港や石巻港及び
これら周辺海域でがれきの撤去作業をおこないました。
1ヶ月間で回収したがれきの量は、東京湾で回収するゴミの1年分に匹敵したそうです。

べいくりんは東京湾をきれいで安全に利用できる海にするために活躍しています。
海をきれいに保てているのはべいくりんのおかげです!
私たちもなるべくゴミを出さないように生活していきたいですね

 

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