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❝名画になった❞海展 2050年の海【SDGs】②

“名画になった”海展 の作品をご紹介します。ぜひ一度、ご自身の目で見てみてください!

第1部
もし、あの名画が描かれた時代が、2050年だったら?ゴミであふれた未来の海をAI技術で再現

サント=マリー=ド=ラ=メールの海景 2050>フィンセント・ファン・ゴッホ×AI

絵の題名は南フランスに位置する地中海を臨む町の名前です。
印象派のゴッホは独特のタッチで、海面を反射する七色の光を色彩豊かに描きました。
AIを使って描きなおした展示絵は別の意味でカラフルですね…。
WWFの報告書にて、地中海のプラスチック汚染は世界で最も影響がある。となっています。
マイクロプラスチックの密度が、他と比べて4倍もあったという調査結果も出ているそうです。

<スエズ運河 2050>エドゥアール・リウー×AI

数々の冒険小説の挿絵を手掛けたこの画家は、エジプトで開通したスエズ運河も描きました。
ここにゴミが溢れたら船が通れなくなてしまうかもしれません…。
アフリカでは人口増加によるプラスチックごみの処理が問題になっているそう。
日本は、世界でも有数のゴミ焼却技術をもっているそうです。
この技術を生かし、他国への技術支援という形でもプラスチック問題に貢献できるかもしれませんね。

<鮑取り 2050>北川歌麿

美人画で有名な北川歌麿が、江の島の海女を描いたものだといわれています。
こんなゴミだらけの海だったら素潜りは嫌ですよね…。
日本近海はアジア中のゴミが潮の流れに乗って集まるホットスポットだそう。
マイクロプラスチックの濃度が世界平均の27倍という記録も…!
有害物質を吸着したプラスチックを食べた鮑だったら売り物になりません…。

雲生蒼海 2050>馬遠×AI

水の循環サイクルをテーマにした作品。
海から雲が生まれ、雨となって川となる。その流れの中で人は生かされている。
海に捨てたものは、いずれ私たち人の元へ返ってきます。
既に私たち人は、クレジットカード1枚分のプラスチックを毎週食べてしまっているとか…。

富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 2050>葛飾北斎×AI

日本を代表する画家、葛飾北斎が描いた波しぶきがゴミだらけに。
日本はプラスチック生産量が世界第3位。
近年「過剰包装」等いわれていますが、もう少し減らしていく努力が必要そうです。

<タヒチの女 2050>ポール・ゴーギャン×AI

ゴーギャンは自身の目で見た南国の美しさを作品にしようと、フランスからタヒチに移住したそう。
ですが、行った先にこんな風景が広がっていたら移住していたでしょうか…?
綺麗な海岸にゴミを捨てる人はいなくとも、世界のどこかで出たゴミが流れつき遠くの島を汚染することもあります。
国内はもちろんですが、世界一体となって取り組まないと根本的な解決にならないかもしれません。

第2部
マイクロプラスチックが舞うスノードーム『Microplastic Globe』

アオウミガメ

ウミガメは一度飲み込んだものを外に吐き出せないそう。
吐き出せず消化もできないプラスチックが排出されるまで一か月間何も食べれなかったとか。

ザトウクジラ


オランダで座礁したザトウクジラの体内から、大量のマイクロプラスチックが見つかりました。
水の中からプランクトンを濾し取って食べていますが、プランクトンとマイクロプラスチックの大きさがほとんど同じだそうです。

<カクレクマノミ>


イソギンチャクと共生していますが、マイクロプラスチックをサンゴが餌と一緒に食べてしまうそう。
その結果白化してしまい光合成が出来なくなり死に至ります。
住処を失ってしまったカクレクマノミはどうするのでしょう。世界的減少の原因はこの影響なのかもしれません。

<ミズクラゲ>

クラゲの体内からもプラスチックが見つかっています。実験の結果好き好んで食べてしまっているそうです。
現在、なぜ好き好んで食べてしまうのか。その原因を特定する研究が進められています。
食べても消化できず、栄養失調を招いたり消化器官を詰まらせてしまいます。

<マゼラペンギン>

ブラジル北部に生息しているマゼラペンギンの死亡率がここ数年で上昇。
その原因は、なんとマスク。死亡した約6割からマスクの一部が見つかったそうです。
直接誤飲の可能性のほか、食べてしまった獲物を捕食し続けた影響もあるようです。

直接見ると見え方が全く違って見えます。
今後の私たちの生活の為、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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