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大深度有人潜水調査艇 しんかい6500とは…?【SDGs】

梅雨に入り、真夏のような日もあれば、肌寒い日もあり、気温差が激しい日々が続いていますね。
気温差(7℃以上)が大きいと起こりやすくなる「気象病」の1つに寒暖差疲労があります。
体温を調節する自律神経が過剰に働いてしまい、全身倦怠感、冷え症、頭痛、首こり・肩こり、胃腸障害、
イライラ、不安、アレルギー(鼻炎症状)などの様々な症状が出てしまうそうです。
寒暖差疲労にならないように体を温めたり、深い呼吸で自律神経を整えたり、対策をしていきましょう。

6月5日、海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」は、相模湾の水深約750メートルの海底に
インスタントラーメンの袋やバケツなど多数のプラスチックごみが堆積しているのを確認した。とのニュースがありました!
深海に沈んだプラごみは分解されずに長期間にわたって残るとみられるが、実態はほとんど分かっていないそうです。
ごみの種類や分布などを詳しく調べ、生態系への影響や海底の汚染状況の解明を目指していくそうです。
深海にプラスチックが溜まることでどんな影響が引き起こされるかは未知数…
どのようにして深海に沈んでしまうのか、そのプロセスを明らかにしようと、世界中で研究が進められています。

『深海の汚染は、全海洋の問題を写す鏡』とも言われており、海洋プラスチック汚染の深刻化が目に見えます。
いったん外洋や深海に運ばれたプラスチックを回収することは、現在の技術ではコスト的にも不可能だそうです。


30年以上前のハンバーグ袋が海底に…
レトルト食品の「チキンハンバーグ」の袋。
製造されたのは「昭和59年」(1984年)であることが袋の表面にあった刻印から分かりました。
なんと、捨てられてから30年以上たっても、ほとんど劣化せず、そのままの姿で海底に横たわっていたらしいのです。
このハンバーグの袋をみると、生物に分解されず、環境中にいつまでも残り続けるプラスチックごみの厄介さを改めて感じますね。


海のプラスチックごみの量は年々増え続けており、2050年までに、世界中の魚の重量を超えてしまうのではないか、
との予測も発表されています。

しんかい6500とは?
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が所有する大深度有人潜水調査艇です。
現在、世界で2番目に深く潜れる、運用中の潜水調査船です。
1991年、当時としては世界で最も深い海に到達できる有人潜水調査船として運用を開始しました。
建造から約20年間、研究者を水深6500mの深海まで運べる世界唯一の有人潜水調査船として君臨してきましたが、
2012年6月15日、そのトップの座を奪われました。
水深7000mまで潜航できる設計で建造された中国の有人潜水調査船「蛟竜号(Jiao Long)」が
しんかい6500の最深記録6527mを破り、7020m到達の記録を打ち立てました。
JAMSTECのHP→JAMSTEC | 海洋研究開発機構 | ジャムステック


雑誌『ナショナル ジオグラフィック日本版』
2018年の6月号で大きな話題を呼んだ特集「海を脅かすプラスチック」
ゴミ袋の一部が海面から出ていますよね。
氷山の一角という言葉を使いますけれども、まさにそれを象徴している画です。
プラスチックの汚染はまだまだわからないことがたくさんあるよ、ということを象徴するような表紙の画ですね。
プラスチックの柄が付いた綿棒につかまって漂うタツノオトシゴ
漁網に絡んだアカウミガメ
殻の代わりにペットボトルのキャップで身を守るヤドカリ…。
いずれも衝撃的で記憶に残る写真が掲載されています。
非常に勉強になる雑誌です。
機会があれば是非読んでみて下さい。

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