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AIを活用したごみ拾い【SDGs】

減らないポイ捨てごみ。
ごみの種類や場所など傾向をデータ化できたら…。
そんな発想から開発された機器があります。
市販の装置を組み合わせ、安価でIoT(モノのインターネット)技術を実現。
デジタル技術を活用し、町の美化に繋げる試みが始まっています。

今年3月、奈良県生駒市の近鉄東生駒駅前。
清掃活動に集まったボランティア約40人にごみ拾い用のトングが渡されました。
一見普通のトングに見えますが、先端に近いところには小型カメラ、そこからスマートフォンに接続するコードが伸びています。

「Tongar(とんがーる)」と名付けられたこのトングでごみを拾うと、カメラが自動的に撮影。
スマホに転送し、ペットボトル、缶、レジ袋といったごみの種類を人工知能(AI)で判別する。
地図アプリと連携しており、拾った位置を地図上に表示する仕組みです。

とんがーるを開発したのは、奈良先端科学技術大学院大学の情報科学領域ユビキタスコンピューティングシステム研究室。
「ごみの種類が分かれば、影響を受ける生き物を救うことができるかもしれない」
昨年半ばから約半年かけて完成させた。
既存の機器を組み合わせる工夫で、製作費はわずか5千円ほど。

昨年12月から日本たばこ産業(JT)と共に生駒市や奈良市、大阪市北区などでとんがーるを使った実証実験を重ねています。
自治体などのポイ捨て対策に活用してもらいたいとの思いです。

今後は米グーグルの「グーグルプレイ」や米アップルの「アップルストア」といったアプリ市場を通じて
アプリを配布できるように改良し、カメラとスマホとの無線接続、ごみの認識精度向上などに取り組むそうです。

 

2022年3月19日に生駒市で開催される「IoTトングでひろえば街が好きになる運動 with Rethink PROJECT」にて、
進めている研究プロジェクトの実証実験が行われました。
Tongar: トングでゴミ拾いするだけでポイ捨てゴミの種別・位置を記録するシステム

 

ごみ拾いを促すスマートフォンアプリの先駆者といえるのが、平成23年に誕生した「ピリカ」
アイヌ語で美しいという意味で、東京の同名の企業が開発した。
ごみを拾って写真撮影すると、位置情報と共に多くの人に共有され「ありがとう」など感謝の言葉が送られてきます。

現在、100以上の国と地域で累計2億個以上のごみが拾われています。

あなたも一緒に楽しくごみ拾いしてみませんか?

 

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