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海を取り巻く問題【SDGs】

地球表面の71.1%を占める海は全ての生物にとって必要不可欠なものです。
海を取り巻く問題は多岐にわたりますが、いくつか代表的な問題について紹介します。

1.海洋プラスチック問題

海洋プラスチック問題は、世界中の海洋に大量のプラスチックごみが流出している現象を指します。
これは主に陸地からの廃棄物、海上からの廃棄物、マイクロプラスチックなどが原因とされています。
海流によってプラスチックごみは集中し、海洋中にプラスチックのゴミ帯が形成されています。
これにより海洋生態系への影響が懸念されており、鳥や海洋生物がプラスチックを誤食し、死亡する事例が増えています。

2.過剰な漁業と違法漁業

過剰な漁業は、海洋の資源を持続可能なレベルを超えて捕獲することによって、生態系のバランスを崩す問題です。
特に大規模なトロール漁業や底引き網漁業、ダイナマイト漁は、深海生物や底生生物への影響が大きいとされています。
違法漁業は適切な規制がないため、海洋資源の乱獲や海洋環境の損害を引き起こす問題です。

3.海洋温暖化とサンゴ礁の危機

海洋温暖化は地球温暖化の一因として、海水温の上昇をもたらす現象です。
これにより、サンゴ礁は熱ストレスを受け、共生している藻類を失い白化現象が起こります。
白化したサンゴは死滅し、海洋生態系の根幹をなす生息地が失われる恐れがあります。
また、地球温暖化は日本近海の魚にも大きな影響を与えています。
具体的には、より水温の低い海域を求めて北上したことでそれぞれの海域で釣れる魚が急激に変化していることや、アニサキス等の寄生虫増加が挙げられます。
海洋温暖化はまた、ハリケーンや台風の勢力強化を助長する要因ともなっています。
近年頻繁に発生する巨大台風も地球温暖化の影響かと思うと、他人ごとではいられませんね!

4.海洋生物の生息地破壊

都市の拡大や港湾の建設、干拓などによって海岸線や河口域が埋め立てられ、沿岸域の生態系が破壊されています。
このような活動により、干潟や湿地、マングローブ林といった重要な生息地が減少し、多くの海洋生物の生存に影響を及ぼしています。
海洋生態系は多様性が保たれることが重要であり、これらの生息地の保護が求められています。

 

これらの問題を解決するためには、国際的な協力に基づく規制と取り組みが必要です。
世界中で国境を超えた持続可能な漁業の推進、プラスチックの使用削減とリサイクルの促進、再生可能エネルギーの導入、海洋保護区の拡大などが取り組まれていますが、私たち一人一人がこのような状況を意識して生活することが最も重要だと思います!
私たちも海を取り巻く問題を意識して生活していきましょう♪

 

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